秋のある日のことです。若葉幼稚園は新園舎になり、早3年を迎えています。旧園舎があるころには、たくさんの柿の木がありました。新園舎の建設に伴い、伐採してしまったのですが、その柿の枝を接木して、以前ご紹介した卒園児の保護者の方の畑で息づいて、すくすくと育ち、実りの時を迎えました。またしても、ご厚意により、ひかりさん(年長)が畑にいき、その柿をもいできました。
もいできた柿をの汚れを拭き、枝などをとります。
段々と柿の列が長くなっていきます。次は、さわしていく作業です。ヘタに焼酎を浸けていきます。
さわす作業は、ぶどうさん(年少)も手伝ってくれました。
袋に入れて大体10日ほど待つと渋柿が甘い柿になります。
不思議だね~
さて、実はお隣では、この前芋ほりしたサツマイモを焼き芋に!
園庭にピザ窯がありまして、その中で作ることが出来ます。
アルミホイルでぎゅっとして…
こちらが、ピザ窯です。
火の中に芋を入れ、しばし待ちつつ…遊びましょーーー
ほかほか~💖
たくさんお仕事ご苦労様でした。ひかりさんもぱくりッ!
…さてさて、10日後。
美味しくなったので、みんなのおうちにおすそわけ。
美味しそうな柿を選んでいれるよ~
かきこれにしたよ。きょうたべるんだ。とにこにこする子ども達でした。
今年はたくさん採れたので、少しばかりばかりですが、以前もしていたように、柿をご縁ある方や幼稚園にお届けすることになり、箱詰めして発送しました。
贈った先からは、柿おいしかったよとお手紙などいただきました。嬉しい収穫の喜びを、たくさんの方と分かちあえた日々となりました。
園舎の建て替えで途絶えていた秋の風景が、また戻ってきたことに、本当に嬉しい気持ちがいっぱいの保育者もいます。秋の恵みをこうして子どもたちと楽しめること、この時期ならではの作業が生活の一部として体験できる機会を与えてくださる神さまに感謝の思いです。